三河地震の震源地で断層が動いた?南海トラフ地震との関係は?

2018年4月14日15時13分ごろ、愛知県西部にてM4.6の地震がありました。

震源地は過去に死者2,652人を出したことで知られる三河地震があった場所の近く。

断層への影響はもちろん、南海トラフ地震の前兆である可能性も無いとは言い切れません。

1945年に発生した三河地震は「戦中戦後の4大地震」の一つとされ、死者・行方不明者合わせて2,306人の被害を出した大地震です。(最大震度7)

4月9日には島根県で震度5強の地震があったばかりで、南海トラフ地震を心配する声も多数上がっていましたが、

このタイミングで三河地震の震源地に近い場所で地震が起きたとなると、正直なところ背筋が凍ります。

なぜなら、過去の南海トラフ地震の直前には島根地震や三河地震が発生していた事例もあるからです。

南海トラフ地震で「危ない県」ワースト10

 

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「戦中戦後の4大地震」と南海トラフ地震の関係

ここでは「戦中戦後の4大地震」を振り返ってみましょう。

「戦中戦後の4大地震」とは1000人以上の死者を4年連続で出した、昭和の4大地震です。

鳥取地震(1943年)

   ↓ ↓ ↓

東南海地震(1944年)

   ↓ ↓ ↓

三河地震(1945年)

   ↓ ↓ ↓

南海地震(1946年)

「戦中戦後の4大地震」のうち、「東南海地震」「南海地震」の2つが南海トラフを震源とする地震です。

ここでの重要なポイントは・・

鳥取地震 ⇒「南海トラフ地震」⇒ 三河地震 ⇒「南海トラフ地震」

このように、南海トラフ地震の発生前には「鳥取地震」「三河地震」の2つの存在が見え隠れするケースもあるということ。

つまり、この2つの大地震は南海トラフ地震と密接な関係があると予測できるわけです。

そして現代ではすでに関連すると思われる地震が各地で起きつつある・・

2016年には、鳥取県中部地震で震度6弱の地震がありました。

今年4月9日には、鳥取県に隣接する島根県で震度5強。

さらに4月14日には、かつての三河地震の震源地と思われる愛知県西部で震度4。

過去の事例に照らし合わせれば、ここ最近の地震履歴は南海トラフ地震の前兆であることが懸念されるわけです。

今回の愛知県西部の地震については、三河地震ほど強い揺れではなかったことがまだ救いだったのかもしれません。(今後に注意ですが)

ところで三河地震の断層はどこなのかというと、深溝断層(ふこうずだんそう)と横須賀断層によるもので、総延長は28㎞もあります。

この延長上には1891年に発生した濃尾地震の引き金になった根尾谷断層帯や・・

三河地震の3年後に発生した福井地震(1948年)に関連する福井地震断層があるので、

そちらの断層への影響がないかも気がかりではあります。

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昭和の南海トラフ地震で「動かなかった」震源域とは

そもそも南海トラフ地震は「東南海地震」「南海地震」「東海地震」という震源域の3連動型地震のことですが、

先ほど見てきたように、昭和に発生した南海トラフ地震は「東南海地震」「南海地震」の2つの震源域だけでした。

残る「東海地震」は未だに揺れず160年以上が経過しているため、周期的に見てそろそろ南海トラフ地震が発生するだろうと予測されているわけですが・・・

今回、このタイミングでの愛知県西部地震は「眠っている東海地震」を刺激してしまった可能性もあります。

南海トラフ地震はそろそろ来るのか?

こんな疑問もあるかと思います。

『次の南海トラフ地震は「東海地震だけ」の規模になるのでは?』

確かに、前回は3つの震源域のうち「東南海地震」、「南海地震」が揺れました。

ですから、次に発生するのは残る「東海地震」だけなのでは?・・・と思われるかもしれません。

しかし、過去の履歴をみていくとわかりますが「東海地震」が単独で揺れたケースは存在しないのです。

ですから、次に「東海地震」が発生すれば「東南海地震」と「南海地震」が連動して3連動型地震が起こると考えられています。

そして3連動型地震がもし発生した場合、想定されている最悪32万人の犠牲者も絵空事ではなくなってきます。

この記事を書いている間にも、茨城県沖、鳥取県沖、愛知県西部、島根県西部といった地域が揺れています。

こういったサインが南海トラフ地震の前兆であるとは断言できませんが、日本各地で地震活動、火山活動が活発にさらに活発になってきた2018年は要警戒といえるでしょう。

南海トラフ地震で「危ない県」ワースト10

 

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以上、『三河地震の震源地で断層が動いた?南海トラフ地震との関係は?』でした。