南海トラフ地震の前兆!?日向灘での地震が危険な理由。

「ゴー」という地鳴り地震雲を見たという報告が

多数寄せられるなか、南海トラフ地震の前兆

すでに起き始めているのではないかと心配する

声が上がっています。

 

また、モグラムクドリ大量発生メガマウス打ち上げなど、

科学的根拠はないものの、数々の異常現象も目撃されており、

なにやら不気味な印象を拭えません。

 

さて、そんな前兆の一つとなるものとして今回注目したいもの・・・。

 

それが、宮崎県東部沖合の海域である

「日向灘(ひゅうがなだ)」での地震です。


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この地域での地震が南海トラフ地震を誘発するという説が、

測量学の世界的権威で東大の名誉教授でもある

村井俊治氏によって唱えられているのです。

 

 

 

  • 村井俊治氏の地震予測の的中率は非常に高い!?

村井名誉教授はJESEA(地震科学探査機構) より、有料メルマガ『週刊MEGA地震予測』を毎週配信していますが、

その中で、2015年に発生した「震度5弱以上」のものを100%的中させ世間を驚かせました。

 

① 2月6日 徳島南部 (最大震度5強) 的中
② 2月17日 岩手県沖 (最大震度5強) 的中
③ 5月13日 宮城県沖 (最大震度5強) 的中
④ 5月22日 奄美大島近海 (最大震度5弱) 的中
⑤ 5月25日 埼玉県北部 (最大震度5弱) 的中
⑥ 5月30日 小笠原諸島西方沖 (最大震度5強) 的中
⑦ 6月4日 釧路地方中南部 (最大震度5弱) 的中
⑧ 7月10日 岩手県内陸北部 (最大震度5弱) 的中
⑨ 7月13日 大分県南部 (最大震度5強) 的中
⑩ 9月12日 東京湾 (最大震度5弱) 的中

 

測量学の世界的権威である村井氏は、「電子基準点」を全国に設置し、得意分野である測量工学的アプローチに基づいた地震予測をしています。

「電子基準点」とは測量における基準点のことですが、国土地理院によって各地に設置されたものとは別に自前のものを使用し、既存のものでは不可能だったリアルタイムのデーター取得を可能にしているようですね。

 

さて、驚異の的中率で熱い注目を浴び、メディアからの出演依頼も来る村井氏ですが、

彼は南海トラフ地震に関する警告として、3.11の大震災の2日前に三陸沖を震源とする大地震があったという事実に絡めて、こんなことを発しています。

 

「今後、日向灘で震度4,5の地震が起きると南海地震を引き起こす可能性がある」

 

なぜ日向灘で震度4、5の地震が来ると引き金になるかというと、その理由は地形にあり、日向灘が南海トラフに隣接する“西端部分”にあたるためのようです。

日向灘が刺激されることで、「玉突き大地震」のごとく、お隣の南海トラフが誘発されてしまうケースがあるということですね。

ちなみに、日向灘の海域では過去に繰り返し大地震が発生することで知られ、M7.5以上のものでは200年周期、M7前後のもので20~30年周期で発生しているようです。

ここでは津波も起こっているため、油断のできない地域ではありますが、

村井氏が日向灘の警告を発した2014年以降、早速この海域で震度4の地震が発生しており、南海トラフ地震の長期的な前兆はすでに2年前に始まっていたのではないかという心配があります。


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そして、今年2016年に発生した熊本地震。

この大地震が南海トラフ地震の前兆になる可能性はないと考える専門家もいるようですが、こちらも地震予知で有名な琉球大理学部の木村政昭名誉教授はこう述べています。

 

「今回の地震は活断層が動いた結果ですが、それには原因があると見なければならないと思います。すなわち、日向灘沖にある地震の空白域です。それが布田川断層帯と日奈久断層帯を刺激して、今回の地震を起こしたと考えられる」

 

「空白域」というのは地震の可能性があり、緊張状態にある場所のことで、村井名誉教授も熊本地震以降、日向灘の南海トラフへのプレッシャーが相当たまっていることを指摘していました。

「必ず来る」と多くの専門家が指摘する南海トラフ地震。

いつ発生するのかということが一番の関心事だと思いますが、すでに切迫した緊張感があることは確かです。

 



 

  • 最新シミュレーションで明らかになった日向灘の危険性

スーパーコンピューター「京」が最新データを駆使して緻密なシミュレーションをおこなったところ、南海トラフ地震は150年~200年の周期で発生することがわかったそうです。

シミュレーションの凄いところは過去に起きたものではない地震発生パターンが見えてくるということですが、

なんと、「あるパターン」では南海トラフ地震の発生周期が短くなるケースがあることがわかったようなのです。

勘のいい人ならわかると思いますが、その「あるパターン」とは・・・・

「日向灘での地震」が発生した場合です。

シミュレーションでも日向灘はやはりキーポイントになったようですね。

しかしながら、日向灘で地震が発生すれば即、「南海トラフ地震」が発生するというけではなく、これは思ったよりも、もっと長期的なもので、

たとえば、「京」のシミュレーション上の話ですが、日向灘で「M7.5」の地震が発生したとします。

すると、南海トラフでM8.3の地震が起こるのは、その「4年後」。

かなりのロングスパンです。

 

さて、シミュレーションでは150年~200年の周期で発生することがわかった南海トラフ地震ですが、もし日向灘で大地震が起こった場合、どれくらいその周期が短くなるのでしょうか?

結果は・・・・

どうやら「半分程度に短縮する」ということです。

とにかく日向灘での地震には警戒しなくてはなりませんね。

 

 

  • 過去の南海トラフ地震のトリガーが日向灘だった!?

「M7.5」とまではいきませんが、5月16日17時50分、日向灘を震源地とする地震がまた起きました。

最大震度3(M4.7)。

それほど強い地震でないにせよ、先ほどの情報を知った上であらためて考えると不安が頭をよぎります。

地震活動が活発化してきてるのだろうか・・・?

近く、この地域での大きな地震の報道がないことを願うしかありませんが、この地域で大地震が発生したのは、一番最近のもので1996年(平成8年)に遡ります。

当時はM6.7の地震だったのですが、日向灘の地震周期「約20~27年」を当てはめて考えると、最短で2016年・・・・

つまり今年、日向灘大地震が起きてもおかしくないということになりそうですね。

 

さて、ここで日向灘での大地震が南海トラフ地震の前兆となった過去の例で、最大2万人の死者を出した1707年の「宝永地震」のことを上げようと思いますが、

実はこの巨大地震は、「日向灘地震」と連動した南海トラフ地震である可能性が指摘されているそうです。

過去にも実例があるということなので、現在においても再現される可能性が否定できないということですが、

前回の南海トラフ地震が1946年(昭和21年)に発生していることを考えると、周期からしてまだ、猶予がありそうなものの、

熊本地震以降の動向を考えると油断はできない状況だと思われます。

 


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